2016/08/30

佐川急便(株)と栃木県社は、地域活性化と県民サービスの向上を目的とした「包括連携協定」を締結し、8月29日、栃木県庁において締結式を行った。

栃木県は関東平野の北部に位置し、日光国立公園をはじめとする美しい自然、世界遺産「日光の社寺」に代表される歴史と文化、豊富な温泉や多彩な食などの魅力にあふれ、産業面においても広大な農地や良質で豊かな水を基に農業や畜産業が盛んである一方、大手企業や技術力の高い中小企業が集積する「ものづくり県」でもある。

佐川急便では観光客の利便性向上に向けた「手ぶら観光」の推進、地域活性化を目的とした貨客混載事業の取り組みなど、地域の課題解決を物流面から積極的にサポートしており、先進的ロジスティクス・プロジェクトチーム「ＧＯＡＬ（GO Advanced Logistics）」を発足、物流で新たな価値を創造し最適なソリューションを提供している。

同協定の締結を契機に、栃木県と佐川急便は相互の連携・協働を強化、地域の諸課題に対応し地域活性化と県民サービスの向上に取り組む。

主な協定内容は以下の通り

　栃木県内の観光振興に物流面で協力。

　県内の観光・地域振興イベント等の情報発信。

　県産品のPR・販路および消費拡大に協力。

　災害時における救援物資の集配・仕分け・保管・輸送等の協力。

　集配中に土砂崩れや道路・河川等の異常を発見した場合は、最寄の行政機関に情報を提供。

　女性や子ども、高齢者等の安全に関し従業員の理解促進、日常業務における見守り。

　個人宅の集荷時に高齢者等への声掛け、現金送付型の特殊詐欺被害防止に協力。

　集配中に道路の陥没等、安全な道路交通を妨げる事象を発見した場合、県に情報提供。

　栃木県内の集配車に「スピードダウン推進車」の啓蒙・啓発シールを貼付（期間限定）。

　男女共同参画に取り組むとともに、女性活躍関連イベントへの参画や協力、情報の発信等。

　幼稚園や小学校を中心に交通安全教室を開催。

　高齢者の社会参加を促進。

　集荷・配送時における障害者の見守りや介助。

　営業所周辺の県管理道路における清掃等の環境美化活動。

　営業所単位で「身体を動かそうプロジェクト」に参加し健康増進。