2016/04/15

(株)商船三井は4月15日から、全運航船を対象に「安全キャンペーン」を開始する。

同社は、安全運航を社会的使命かつ最重要課題とし“世界最高水準の安全運航”を目指してきた。その一環として社長以下、国内外で役員・従業員が集中的に訪船、現場の安全を司る乗組員と事故防止に関しての情報・意見交換が実施される。

実施期間は4月15日～9月30日で、対象船舶は同社運航船(ドライバルク船、油送船、LNG船、自動車船、コンテナ船)およびグループ会社運航船（フェリー、客船など）。

今回の主要テーマは、事故の背後要因にある「作業手順の省略」や「慣れによる過信」に焦点を当て「基本に立ち戻ることの重要性」を、具体的な事例を用いて紹介する。

適宜テーマを変え定期的に行われてきた同キャンペーンから得られた情報・提案は、社内および当社運航船間で共有し、安全運航体制の更なる強化に有効に活用されている。