2016/04/09

(一社)日本物流団体連合会は4月8日、第5回ユニットロードシステム検討小委員会を全日通霞が関ビル(千代田区)で開催した。

冒頭、小委員会の取り組みに関連して2月に公表されたトラック輸送状況の実態調査結果 の概要が紹介され、事務局がまとめた「手荷役の実態アンケート調査の集計結果(案)」について活発な議論が交わされたほか、今後の活動に関する意見交換等が行われた。

集計結果(案)については大筋で合意を得られたものの、加筆修正を行うべき点も指摘されたことから詰めの確認が行われ、「検討の背景には物流業が直面する人手不足の問題があること」、「物流全体の効率化に向けて課題が指摘されている幹線輸送にスポットライトを当て手荷役の実態検証をおこなったこと」などについて明確に盛り込むべきとする認識が委員の間で共有された。

なお、集計結果は早急に見直しを行ったうえ、4月中にも公表する予定であることも確認された。