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イオン、幕張で地域発展のための新しい枠組みを開始

2016/04/11

イオン(株)は4月11日、地域住民、行政、企業などと一体となった地域発展の新しい枠組み「地域エコシステム」に取り組むことを発表した。

これはイオンの基本理念の一つ「小売業は地域産業」の考えのもと、デジタル時代の新しい価値観に応える新しい地域発展の枠組みで、地域の期待に応え「負」を解消するための生活プラットフォームを行政や企業の垣根を越えた共創により構築するというもの。

同システムが生み出す新しい顧客体験として掲げられた4つの柱の中には、モビリティ:地域内の交通、移動の進化という項目があり、ここではピックアップ・物流ネットワークや地域1時間配送・当日配送など、コミュニティ内のロジスティックスに密接に関連したテーマにも取り組む。

計画では第1弾展開エリアとして千葉市からスタートし、幕張・稲毛 地区で実験・検証を行い、市全域まで広げていく。

現在予定されている今後の具体的取り組みとしては、(1)「地域エコシステム体験会」として、5月4日にイオンモール幕張新都心店において「千葉市植樹」の実施、(2)「地域エコシステム」ちばコンソーシアム(仮称)の発足等が計画されている。

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