2016/03/23

(一社)日本物流団体連合会は3月23日、「(株)海外交通・都市開発事業支援機構（JOIN）に関する説明会」を商工会館で開催した。同機構から事業推進部の武貞部長、伊藤シニアダイレクター、末永ダイレクター、企画総務部の蔭山企画グループ長を招き、国土交通省幹部も含め会員企業ほか約30名が参加した。

海外物流の支援などを行う新法人JOINは、物流連が発起人となり、一部会員企業も出資して連携を図ってきた。平成28年度事業計画でも、会員企業の海外展開支援の観点から、JOINとの連携を取り上げている。

本格的な活動を開始した同機構は、既に3件の支援事業を公表している。説明会では、今後どのような事業案件を支援できるかなど、機構の業務や具体的な出資事例について広く説明があった。JOINの武貞部長は「ASEAN域内のクロスボーダー輸送に関わる物流整備は日本産業の海外展開における命綱であり、物流企業各社には、金額の大小にかかわらず、案件についてまずは気軽に相談して欲しい」とコメントがあった。末永ダイレクターからは詳細な取り組みの説明があり、会員企業からも熱心な質問が挙がるなど参加会員企業の関心の高さが伺えた。

●JOINに関する説明会場の様子