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センコー平成28年3月期第3Q連結業績、増収増益に

2016/02/02

センコー(株)は1月29日、平成28年3月期第3四半期の連結決算を発表した。営業収益3,282億5,600万円(前年同期比11.2%増)、営業利益137億6,900万円(同31.2%増)、経常利益134億2,400万円(同33.0%増)、四半期純利益(親会社株主に帰属)73億9,600万円(同31.4%増)の増収増益だった。積極的な拡販の実施や、商事・貿易事業で販売が拡大したことが要因。2014年10月、(株)ランテックを連結子会社化したことが増収の理由。増益の理由は増収効果に加え燃料単価の低下、料金改定。

事業別にみると、物流事業は事業収入2,276億9,900万円(同12.9%増)、(株)ランティックの連結子会社化や狭山PDセンターなどの物流拠点の新設や大手ドラックストアの物流事業の受託などの積極的な拡販の効果があった。商事・貿易事業は同974億2,500万円(同7.6%増)、消費税で落ち込んだ販売量の回復や、新商材の開発、販売、新規顧客の開拓などが理由。その他事業は同31億3,100万円(同1.0%増)だった。

なお、同社は同日開催した取締役会で単元株式数の変更と、それに伴う定款の一部変更を決議した。単元株式数は全国証券取引所が普通株式の売買単位を100株に統一したことにより、4月1日から1,000株から100株に変更する。

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