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DHL、コニカミノルタと日本初の「CSR物流」に着手

2015/07/15

DHLサプライチェーン(株)は7月13日、コニカミノルタ(株)と共に社会的要請に沿った新たなCSRの取り組みに着手し、テクノロジー業界のサプライチェーン全体における品質、透明性および持続可能性の向上に努めると発表した。

DHLサプライチェーンは2013年7月よりリードロジスティクスプロバイダー(LLP)としてコニカミノルタへ企画立案・計画策定・オペレーションまで包括的かつ戦略的サービスを提供している。今後、継続的な改善を含む全ての工程において物流取引先各社を全面的にサポートする。

この「CSR物流」では、まず物流取引先が、電子業界のサプライチェーンにおけるCSR推進団体「EICC(Electronic Industry Citizenship Coalition)」に登録する。EICCは、世界大手の電子機器メーカーやサプライヤーなど約100社で構成され、人道的かつ環境に配慮した経営が正しく行われているかを監査する世界的第三者評価機関。次に、物流取引先は、EICCが定めている5つの項目「労働」「安全衛生」「環境保全」「管理の仕組」「倫理」に関する400以上の設問についてシステム上で回答する。その評価結果に基づき、是正が必要な物流取引先に対し、DHLサプライチェーンが改善項目の特定と改善計画の作成、そして実際の改善活動を全面的にサポートする流れ。

11月上旬までにEICC登録および設問回答を、年内を目処に改善項目の特定と改善計画の作成を終え計画だ。CSR物流は、世界的CSR推進団体EICCの下、日本初の取り組みとなるもので、今後も定期的に実施する。

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