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第一生命・ヤマト運輸、共同で地域の見守り支援実施

2015/03/13

第一生命保険(株)とヤマト運輸(株)は3月11日、地域における高齢者の見守りサービスを共同実施すると発表した。

ヤマト運輸の“対面接点”の宅急便ネットワークを活用し、近隣に第一生命の営業オフィスがなく、同社の営業担当者が定期的に訪問しづらくなっている加入者に、ヤマト運輸のセールスドライバーが第一生命のリーフレットなどを届ける。その際「本人確認サービス」に基づく確実に本人に届けるとともに、配達状況を第一生命へフィードバックする。

宅急便を受け取った加入者は、保険契約の不明点や保険金・給付金の請求などがある場合は、リーフレット記載の第一生命のコンタクトセンターに連絡する。また、配達状況や加入者からのご連絡内容を踏まえ、必要に応じて営業担当者が加入者に直接対応も行う。

今後、一部のエリアで試行的実施する予定。さらに両社の“対面接点”のネットワークを最大限に活用した様々な取組みを検討・実施する。顧客サービスの充実に留まらず、生活者がどの地域であっても住み慣れた土地で安心して生涯暮らしていけることを実現することで、地方創生や地域経済の活性化の一助とし、超高齢社会の課題解決や地域貢献に役立つ取組みの実現を目指す考え。

なお、ヤマト運輸は、全国各地の自治体と連携しながら地域活性化に取り組む「プロジェクトG」を展開しており、既に青森県黒石市などで自治体と連携した独居高齢者の見守り支援を実施している。

サービスの概念図

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