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ヤマト運輸・横浜市、市の観光促進等で連携協定

2015/02/05

ヤマト運輸・横浜市、市の観光促進等で連携協定を締結

ヤマト運輸(株)と横浜市は2月4日、横浜市の観光促進およびプロモーションに関する連携協定締結した。今後、ヤマト運輸が包装資材を活用した横浜市のプロモーションや、セールスドライバーによる観光案内、「手ぶら観光」サービスのサポートを進めていく。

包装資材の活用は、横浜オリジナル包装資材「横浜ボックス」の制作するもの。横浜の街並みをモチーフにしたイラストが印刷されたボックスにはQRコードが付いており、横浜市の観光情報が詰まった「横浜市観光情報公式サイト」へ簡単にアクセスできる。全国、全世界の配達先か手軽に横浜の観光情報を検索することができる。このQRコードを印刷した包装資材の制作は、物流事業者において国内初の取組となる。

横浜ボックスは3月1日から販売予定。横浜市西区のヤマト運輸の営業所5店から販売を開始し、順次、横浜市内で販売店舗を拡大する。

さらに、集荷・配達用台車にも横浜の街並みのモチーフを取り入れ、「横浜市観光情報公式サイト」へリンクするQRコードも付ける。道に迷った観光客の問い合わせに対し、セールスドライバーが観光サイトを案内するほか、観光マップを渡す用意もする。これらセールスドライバーによる観光サポートも3月から横浜駅、みなとみらい地区、新横浜駅周辺で、順次導入する。

「手ぶら観光」サービスは、手荷物の一時預かりや、みなとみらい近隣のホテルへ当日配送するもの。観光客は荷物を持たずに手ぶらで、市中心部 を起点とした周遊観光を楽しむことができる。現在、桜木町駅観光案内所のみで対応しているが、4月以降は「手ぶら観光」の受付ができる拠点と当日中に配送可能なホテルを増やす。配送はヤマト運輸が担う。

●横浜ボックス(左)と横浜モチーフの集荷・配達用台車(右)

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