[最新ニュース] 経営/政策

物流連が「新年の物流を語る会」を開催、賀詞交歓会も

2015/02/04

(一社)日本物流団体連合会 は1月28日、都内で「新年の物流を語る会」および「新年賀詞交歓会」を開催した。

新年の物流を語る会には会員、関係者約200人が出席。(一社)日本物流団体連合会、(公社)全日本トラック協会、日本貨物鉄道㈱、日本内航海運組合総連合会、(一社)日本長距離フェリー協会、(一社)日本船主協会、全日本空輸(株)、(一社)国際フレイトフォワーダーズ協会、(一社)航空貨物運送協会、(一社)日本倉庫協会、(公社)全国通運連盟の代表者が、それぞれ前年の回顧と新年の展望・抱負を語った。

続く「新年賀詞交歓会」には約300人の出席があった。来賓の太田昭宏国土交通大臣からは、「物がしっかり運ばれる体制が景気回復には重要であり、現場で汗を流す人々が報われる社会を全体で作らなければならない」との力強い挨拶があった。

また、川合正矩物流連会長は「昨年は労働力不足という大きな課題が物流業界に押し寄せ、物流各社が様々な工夫を凝らした年であったが、その背景には、少子高齢化がある。これは、一過性のものではなく、社会全体の課題でもある」とし、物流連として(1)物流業の国際的展開のための環境整備を進めること、(2)社会の重要インフラとして物流機能を高めていくこと、(3)物流を広く社会、国民から等身大で見てもらうこと-の3点の活動を推進しいくとした、さらに「物流業界から社会への発信力を強化することもまた重要である」と述べた。

この新年の2つの行事の参加者は、昨年より増えており、国会開催中ではあったが、11人の国会議員の出席もあって、盛大なものとなった。

新年の物流を語る会(上)と新年賀詞交歓会(下)の模様

|↑一覧に戻る|