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佐川急便、エコラベルで二酸化炭素排出削減

2015/01/30

佐川急便(株)は1月22日、同社の送り状発行サポートで使用する送り状ラベルをエコ素材変更したと発表した。変更によりラベルの焼却処分で排出する二酸化炭素を年間約67トン削減することが可能になる。

送り状発行サポートは、荷物の発送業務で煩わしい送り状の作成を簡単にするシステムで、印字されるラベルは年間約9,700万枚に上る。このラベルの素材がサトーホールディングス(株)が開発した二酸化炭素削減技術「エコナノR」を使用する感熱紙に変更された。

これにより通常の感熱紙と比較して、焼却時の二酸化炭素の発生を80%以下に抑えることが可能になり、年間約67トンの二酸化炭素排出が削減される。削減効果は、杉の木4,832本分の吸収量に相当する。佐川急便は、送り状発行サポートを利用する顧客の環境負荷低減に貢献することができるとしている。

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