2015/01/15

トナミ運輸(株)と第一貨物(株)は1月13日、各社の富士支店及び小牧支店において、「中京・東海地区と関東」間の共同運行を行なうことを発表した。両社の自社幹線便の共同化促進により、幹線運行・効率化の進展を図る。

両社はこれまでにも久留米運送(株)との3社で輸送の良質なサービスと運行機能の効率化を目的に、合弁出資によるジャパン・トランズ・ライン(株)」を2012年9月に設立し、3社の関東～関西間の幹線運行の一部を担ってきた。

今回の共同運行では、両社の関東に向けた自社便各1便の共同運行化する。1便は第一貨物富士支店の自社便で、トナミ運輸富士支店から5トンの関東向け貨物を積載する。もう1便は、トナミ運輸小牧支店の自社便が第一貨物小牧支店から5トンの関東向け貨物を積載する。

今後、土・日曜日の運行効率化にむけ、共同化の拡大を検討する予定。また、部分的な施設面の共用化や共同配達の具体化を図り、シナジー効果の拡大も進めていく。