[最新ニュース] 経営/政策

サントリー酒類、来年4月からウイスキー価格を20%値上げ

2014/12/16

サントリー酒類(株)は12月15日、ウイスキーの一部商品のついて約20%の値上げを発表した。

同社では、国内でのウイスキー生産のおける原材料等の価格上昇に対し、生産・物流などで経営合理化を進めてきたが、コストアップの影響を企業努力だけで吸収するのは難しいと判断した。輸入ウイスキーの値上げは、FOB価格(本船渡条件価格)の上昇が続いていることを受けた措置。

対象となるのは、国産ウイスキーの「響」、「山崎」、「白洲」。輸入ウイスキーでは「ザ・マッカラン」など。計6ブランド39品目あり、例えば「響17年」は、現行の10,000円が12,000円になる(いずれも税別)。来年4月1日から実施する。

一方、同社のウイスキーの販売数量全体の約9割を占める「角瓶」、「トリス〈エクストラ〉」などの商品については、現行価格のまま据え置くとした。

|↑一覧に戻る|