[最新ニュース] 経営/政策

国分と丸紅が卸事業で提携、営業基盤を強

2014/12/08

国分(株)と丸紅(株)は12月5日、両者の卸事業の業務提携について検討を始めたことを発表した。国内外の食品卸事業を中心に営業基盤の強化・拡充を図り、両社の取引先に“新たな価値を提供”するため、相互に協力するとしている。

具体的には、まず国分グループの販売体制の再編完了後、同社の首都圏エリアカンパニーの役割を担う国分首都圏(株)(仮称)に丸紅が資本参加して営業基盤の強化を図る。菓子卸事業や低温卸事業の強化策として、国分が丸紅子会社の(株)山星屋と(株)ナックスナカムラに資本参加する。また、国分子会社の国分フードクリエイト東京(株)とナックスナカムラとの業務提携も検討する。

伸張しているデリカ市場への対応策としては、両者で惣菜事業に関して業務提携する。共同商品開発の検討も行うとともに、物流の効率化・機能強化に向けた相互協力も話し合う。

両社はこれらの検討項目について2015年6月を目処に実現を目指す予定。

|↑一覧に戻る|