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スズキ、二輪車事業を浜松工場に集約

2014/10/08

スズキ(株)は、地震・津波対策と国内二輪車生産量減少により、3か所に分散している二輪車事業を浜松市都田地区に集約、豊川工場の二輪車体組立業務を移管することを決定した。

スズキの二輪車事業は、設計・開発を行う二輪技術センター(磐田市竜洋地区)、エンジン製造を行う高塚工場(浜松市南区)、二輪車体組立を行う豊川工場(愛知県豊川市)の3か所となるが、豊川工場の二輪車体組立も都田地区の浜松工場に集約し、設計・開発・実験からエンジン、パワートレイン製造、車体組立までを一貫して行う。

集約化は今後5年間で段階的に実施、豊川工場での生産は2018年7月に終了する予定。

豊川工場は1971年10月に二輪車工場として生産を開始。スズキの国内二輪車生産はピーク時の1981年度には約160万台の生産を行い、豊川工場もその一翼を担っていたが、昨年度は18万台だった。

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