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ヨコレイ、前期増収減益で中計の目標を修正

2018/11/14

横浜冷凍(株)は11月14日、2018年9月期累計ベース(2017年10月1日~2018年9月30日)の連結業績について、売上高は1,717億7,200万円(前年同期比8.0%増)、営業利益は48億2,500万円(同6.8%減)、経常利益は53億7,300万円(同1.1%減)、純利益は33億4,300万円(同0.5%減)となった。

一方、2019年9月期の連結業績予想は売上高1,500億円(前年比12.7%減)、営業利益58億円(同20.2%増)、経常利益60億円(同11.7%増)、当期純利益37億円(同10.7%増)と2桁の減収増益を計画している。

また、同社は2017年11月14日に公表した中期経営計画(2017年9月期~2020年9月期)について、2018年9月期の実績および今後の事業環境等を勘案した結果、下記の通り計画数値修正した。

(1)計画数値の修正内容(単位:億円) 
連結 
2018年9月期実績(参考)  売上高1,717 営業利益48 経常利益53 当期純利益33 ROE4.6% EBITDA 98 自己資本比率41.5%
2020年9月期目標(修正前) 売上高1,800 営業利益85 経常利益85 当期純利益53 ROE6.0% EBITDA130 自己資本比率40%以上
2020年9月期目標(修正後) 売上高1,600 営業利益70 経常利益70 当期純利益45 ROE5.7% EBITDA120 自己資本比率40%以上
          
(2)修正の理由
売上高の減少は為替変動対策の一環としてノルウェーから欧米への輸出事業の取引形態を変更したことに伴うもの。利益については国内の食品販売について、引き続き厳しい事業環境が継続する見通しのため、最終年度の目標数値を修正した。経営目標数値についても利益の修正に伴い、自己資本利益率とEBITDAを修正する。

なお、第6次中期経営計画で掲げた方針・基本戦略等については変更なし。引き続き、各施策を進めながら財務体質の改善による堅実な利益確保を優先し、並行して養殖事業や海外への販売等への注力により収益力の強化を目指す。

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