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物流連、平成30年度第1回人材育成・広報委員会開催

2018/10/10

(一社)日本物流団体連合会は10月9日、尚友会館(千代田区霞が関)において、平成30年度第1回人材育成・広報委員会(委員長:日本通運(株)代表取締役副社長 竹津久雄氏)を開催した。

冒頭挨拶に立った竹津委員長より、「上期を振り返ると、大阪北部地震から始まり、西日本豪雨や相次ぐ台風の襲来、北海道胆振東部地震等、自然災害が多発し、鉄道網や空港、物流施設への被害が出る等、物流業界にとって厳しい前半だった。さらに米中間の貿易摩擦や人手不足の深刻化等、懸念材料が山積する中で一層気を引き締めていかなければならない」と述べた上で、物流業界における人材確保の観点から長期的な視点に立った委員会活動をしていく必要がある旨の発言があった。

議事では、事務局から上期活動報告として、会員企業である山九(株)で物流部門に配属された新入社員を対象に、他の複数会員企業が講師となり研修を行う「企業間クロス教育」を新たに開始したこと、昨年度からの継続案件である「物流見学ネットワーク」「物流学習」の実施状況の報告がなされた。

続いて、今年8月に開催された「第5回物流業界インターンシップ」の活動報告が行われた。インターンシップ後に行ったアンケート結果から、物流業に対する参加学生の理解が深まり、かつ業界への就職志望も強まったことが読み取れる旨の説明があり、同事業を会員企業と共同して継続実施していく重要性が確認された。

最後に下期に取り組む事業として、来年1月19日に開催される「第5回物流業界研究セミナー東京」に加え、来年2月3日に初開催となる「第1回物流業界研究セミナー大阪」の概要や、物流連と大学、会員企業が共同で実施する「物流連学内セミナー」等についての説明が行われた。

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