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物流連、第1回物流環境対策委員会開催

2018/09/27

(一社)日本物流団体連合会は9月25日、日本消防会館(港区虎ノ門)において平成30年度第1回物流環境対策委員会(委員長:日本貨物鉄道(株)取締役兼常務執行役員 玉木良知氏)を開催した。

委員会開催に先立ち、東京都オリンピック・パラリンピック準備局大会施設部輸送課長の松本祐一氏による「東京2020大会における交通輸送の円滑化について」をテーマとした講演会が、多数の会員企業の参加を得て開催された。

講演会では、東京オリンピック・パラリンピック期間中の交通マネジメントについて、先のロンドン大会の事例を挙げ、企業や個人の協力を得て道路や鉄道の交通量を減らす重要性を説明された後、このため都・国・東京2020組織委員会が「東京2020推進プロジェクト」を発足させ、各企業に協力を呼びかけていること、並びに今後のスケジュールや大会期間中混雑が予想されるルート等に関する説明があった。
 
物流環境対策委員会は、冒頭、物流連の与田理事長、玉木委員長の挨拶に続き、審議が行われた。
 
まず平成30年度上期の活動について、第19回物流環境大賞についての表彰結果の報告。第5回モーダルシフト最優良事業者賞(大賞)は9月末日まで応募を受け付けていることが報告された。

続いて、第17回グリーン物流パートナーシップ会議については、現在案件の選定中であるとの報告があったほか、環境省が取り組む「COOL CHOICE(低炭素物流作業グループ) 」や、経済産業省が8月から開催している「荷主判断基準ワーキンググループ」に参画していることが報告された。

続いて、平成30年度下期の活動について、第5回モーダルシフト最優良事業者賞(大賞)の表彰式を11月下旬に開催すること、および第20回物流環境大賞を12月から募集開始すること、第17回グリーン物流パートナーシップ会議の表彰式を12月中旬に開催する予定であることが説明されたほか、引き続き「COOL CHOICE」および「荷主判断基準ワーキンググループ」に参画していくことが説明され、活動計画は原案通り了承された。

次回の委員会は平成31年3月頃の開催を予定している。 

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