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日本郵政、2018年3月期決算は2ケタ増益に
日本郵政グループは5月15日、2018年3月期決算概要を発表した。
これによると、経常収益は前年比3.0%減の12兆9,203億円、経常利益は同15.2%増の9,161億円となった。また、当期純利益は4,606億円と前期の赤字決算から黒字に転換した。
このうち、日本郵便は経常収益が前年比3.2%増の3兆8,874億円、経常利益は同63.6%増の854億円、当期純利益は同12.9%増の584億円と大幅増益決算となった。
郵便・物流事業では、EC市場拡大により、ゆうパック・ゆうパケットの取扱数量が増加(前期比25.6%増)し、ゆうメールも好調を維持したことにより増収。年賀葉書は減収となったものの、普通郵便は物数減少の一方で料金改定の影響などにより増収となった。
なお、日本郵政グループの2019年3月期経常利益は前年比27.9%減の6,600億円、当期純利益は同28.3%増の3,300億円の減益決算を予想している。
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