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ヤマトHD、平成30年3月期の通期業績予想を上方修正

2018/01/30

ヤマトホールディングス(株)は1月30日、平成30年3月期第3四半期の累計ベース(平成29年4月1日~平成29年12月31日)の連結業績について、営業収益は1兆1,717億7,500万円(前年同期比4.8%増)、営業利益は321億3,100万円(同44.7%減)経常利益は323億7,800万円(同44.4%減)、四半期純利益は174億2,900万円(同51.2%減)となった。

また、同社は同日、平成29年10月31日に公表した平成30年3月期の通期の連結業績予想を下記の通り修正した。

1.連結業績予想の修正
通期(平成29年4月1日~平成30年3月31日)(単位:百万円)
前回発表予想(A) 営業収益1,502,000 営業利益25,000 経常利益25,000 当期純利益12,000
今回修正予想(B) 営業収益1,530,000 営業利益31,000 経常利益31,000 当期純利益14,500
増減額(B-A)   営業収益28,000(増減率1.9%)  営業利益6,000(同24.0%) 経常利益6,000(同24.0%) 当期純利益2,500(同20.8%)

2.業績予想の修正の理由
「働き方改革」により労働環境の改善・整備を図るほか、デリバリー事業の構造改革を推進。大口法人顧客に対し、出荷調整や再配達削減などを要請するとともに、法人顧客に対し、運賃の見直し交渉を進めた結果、今期第3四半期に宅急便取扱数量が減少に転じ、プライシングの適正化により宅急便単価が上昇し始めるなど、「働き方改革」の推進などにより費用が増加する中で業績が回復基調となった。

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