[最新ニュース] 経営/政策

佐川急便、乗合タクシー活用の貨客混載事業を開始

2017/11/01

佐川急便(株)は旭川中央ハイヤー(株)と、11月1日から乗合タクシーを活用した貨客混載事業を開始した。

自動車運送業の担い手不足と人口減少等に伴う輸送需要(旅客)の減少により、特に過疎地域等においては人流および物流サービスの維持が重要な課題となっていることから、従来の輸送のあり方を転換、一定の条件のもと旅客と荷物を運ぶ「かけもち」ができるよう、規制が緩和されていた

旭川中央ハイヤーの乗り合いタクシーは、JR東旭川駅と約20km離れた米飯地区間を、住民の予約に応じて平日10便、土日7便運行しており、今回計画している配達エリアは旭川市米飯地区、東旭川駅周辺で、予約のない時間帯を乗り合いタクシーの運転手が個別配送する。具体的な運用フローは以下の通り。

(1)往路1便目運行後、旭川営業所で配達荷物を受け取る。受け取った後はJR東旭川駅から通常運行
(2)乗車待ち、空車時間など運行の合間を利用して配達
(3)配達業務を終えたら、旭川営業所で不在などの未配達の荷物を引き渡して業務終了

|↑一覧に戻る|