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大塚倉庫、日本ケミファの医薬品の「共同物流」開始

2017/10/23

大塚倉庫(株)と医療用医薬品メーカーの日本ケミファ株式会社(株)は10月23日、西日本エリアの物流における業務提携に至ったことを発表した。

ジェネリック医薬品業界は、政府の使用促進策による需要増に伴って物流量が大幅に増加し、保管スペースや配送車の確保が必要となっており、医薬品全般において国内では近く「GDPガイドライン」が発出され、品質管理についてもさらなる厳格化が求められることから、品質を確保しつつ安定供給を担保する効率的な物流体制の構築が大きな課題となっている。

今回の取組みは、大塚グループの共通プラットフォームのほか、データやITを活用した庫内ナビゲーションや配車支援システム等を活用することで、物量の増加に伴う保管スペースの確保と、積載効率を向上しトラック台数の削減を実現することによる配送車両の確保を実現する。

日本ケミファは、この提携で従来の物流センター(埼玉県春日部市)に加え、西日本(兵庫県神戸市)に2拠点目の物流センターを確保し、災害リスクへの対応や、四国・九州地区への配送時間の大幅短縮など、安定供給体制を強化した。

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