2013/06/20

商船三井ロジスティクス(株)は、インドネシアに現地法人を設立し、6月17日より営業を開始したことを発表した。

ASEANの中でも経済成長が著しいインドネシアは、アジアの次なる大きな生産拠点、消費マーケットとして脚光を浴びており、今後も旺盛な個人消費、企業投資等に支えられ、更なる発展が見込まれている。昨今、自動車メーカーが相次ぎ同国での増産計画を発表したことで、関連部品メーカーの進出に伴う輸出入貨物の増加、設備投資に伴う物流需要も急速に高まっており、配送・保管などロジスティクスへのニーズも急増している。

そのため同社は、既存のジャカルタ駐在員事務所を現地法人化し、同国での営業基盤の強化を図ることとした。

今後は、インドネシア発着航空・海上フォワーディングをはじめ、設備輸送、赴任者・帰任者の引越などのサービスを提供し、同地進出企業の生産体制や物流オペレーションをサポートしていく。また、当社海外ネットワークとの連携を一層強化し、三国間物流にも積極的に取り組み、拡大していく。中国をはじめ世界各地で培ってきた同社のコントラクト・ロジスティクスのノウハウをインドネシアでも展開し、多様化する顧客のニーズに応じ、顧客ごとに最適なソリューションを提案・提供するという。

同社の海外ネットワークは、今般のインドネシア現法開設により、世界21か国、64都市、73拠点となった（日本国内：15都市、21拠点）。

＜インドネシア現地法人の概要＞

名称：PT. MOL Logistics Indonesia

資本金：IDR25億（約2,800万円）

代表者：President Director　有田浩

営業開始日：2013年6月17日

業務内容：航空・海上フォワーディング事業、ロジスティクス事業、その他付帯事業、及び海外引越

所在地：MENARA GLOBAL 10th Floor, Jl. Jendral Gatot Subroto Kav. 27, Jakarta 12950, Indonesia

電話番号：＋62-21-527-9661

FAX番号：＋62-21-527-0328