[最新ニュース] グローバル

物流連、コールドチェーン物流専門家会合開催

2018/06/05

(一社)日本物流団体連合会は6月5日、東京都大田区のヤマトグループ羽田クロノゲートでコールドチェーン物流専門家会合を開催した。

同会合はコールドチェーン物流の多様性について各国が互いの理解を深めることを目的とし、6月6~8日に東京で開催された小口保冷配送サービスに係る第1回ISO/PC315国際審議委員会の開催に合わせて行われた。

会合には翌日からの委員会で議長を務める敬愛大学の根本敏則教授、国土交通省から町田倫代国際物流課長をはじめとする国際物流課各名、そしてフランス、中国、インドネシア、タイ、並びに日本から総勢23名のコールドチェーン物流事業者、専門家及び関係者が出席した。

冒頭、与田理事長の主催者挨拶に続き、町田国際物流課長が挨拶に立ち、「まずはこの会合で小口保冷配送サービスの標準化の重要性を強調したい」と述べた。

続いて、日本国内のコールドチェーン物流におけるBtoB輸送事業者を代表して(株)ニチレイロジグループ本社が、宅配便事業者を代表してヤマトホールディングス(株)がそれぞれの事業概要を説明した。

海外におけるコールドチェーン物流については中国・インドネシア・タイからの代表者が自国の現況を発表し、活発な質疑応答が行われた。

会合終了後は参加者向けにヤマトグループ羽田クロノゲートの施設見学が行われた。

|↑一覧に戻る|