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物流連、第5回海外物流戦略ワーキングチームを開催

2016/12/27

(一社)日本物流団体連合会は12月22日、物流事業の海外進出に関する課題について、官民連携して検討する平成28年度第5回海外物流戦略ワーキングチームを、千代田区の尚友会館ビルで開催した。会議には国土交通省の町田国際物流課長を始め幹部他、会員企業から総勢26人が参加した。

会議ではまず事務局より「物流業の海外進出に向けた諸外国の物流事情実態調査インドネシア・フィリピン物流実態調査結果」と題し、11月に実施されたインドネシアとフィリピンでの物流実態調査について、現地で様々な対象に対し実施したヒアリングの一部を抽出しての報告がされた。現在、報告内容を取り纏めている段階で、報告書としての発刊を目指している。

続いて1月26日にタイで開催される物流政策対話を前に、メンバー各位に実施したアンケートの結果について事務局より報告。国土交通省において会議開催までの間に、当該内容についてメンバー各位との間でさらに詳細な意見交換を行い、タイ国政府への提言につなげてゆく事が確認された。

また11月22~23日に香港で開催された「第6回アジア物流&海運会議」に参加した日本物流団体連合会の村上事務局長から、会議の詳細と関連情報について説明が行われた。

最後に国土交通省の町田国際物流課長より、来年度の物流パイロット事業の実施に向け、メンバー各位による案件の提案が要望された。

同ワーキングチームは物流企業の海外進出に関わる課題について、官民連携で意見交換、情報交換の活動を継続、適宜、現地情報や実務に詳しい会員企業や外部専門家の参加を得ながら進める事とし、次回は2月中旬の開催を予定している。

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