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アグリHD、日本食材のグローバル・バリューチェーンを支援

2016/06/01

アグリホールディングス(株)は6月1日、日本食材の生産地(生産者)から海外店舗(消費者)までを結ぶグローバル・バリューチェーン構築を支援するサービスを提供開始した。

同サービスの1ヶ国目はシンガポール。日本からの輸出や現地での保管・配送等のロジスティクスから食品取扱い事業者、飲食店・小売など数百店舗へのリーチや現地メディアを活用したマーケティングまで、ワンストップで顧客のグローバル・バリューチェーン構築をサポートする。

同社は2014年の設立で、日本では農業(主に米の生産)、シンガポールでは初の日本米おにぎり専門店SAMURICEを運営、2015年には農林水産省系ファンドの出資で米の流通・輸出を行う六次産業化法人ライスフロンティア(株)を設立、日本の農業から世界市場を獲得するグローバル・バリューチェーン構築に取り組んでいる。

現在、多くの大手企業・中小企業・銀行・地方自治体・生産者と提携・連携に関して協議中で、今後はサービス充実と併行して2ヶ国目以降の展開を目指す。

●グローバル・バリューチェーン構築サービスの具体例
・初期調査、プロビジョニング、プランニング
・現地までの輸送(海上、航空)、各種輸出手続きサポート
・保管・配送・決済
・現地加工(一部製品群のみ)
・営業代行
・商標管理・パッケージデザイン
・現地メディアを活用したプロモーション(インターネット含む)
・一括管理するバリューチェーン・マネジメント

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