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物流連、第1回海外物流戦略ワーキングチームを開催

2016/05/24

(一社)日本物流団体連合会は5月24日、物流事業の海外進出に関する課題について、官民連携して検討する本年度第1回目の海外物流戦略ワーキングチームを、千代田区霞が関の尚友会館ビルで開催、国土交通省の勝山国際物流課長を始め、幹部や会員企業20人が参加した。

冒頭、与田理事長の開会挨拶に続き、日本貿易振興機構より「フィリピン経済概況および通関・物流事情」と題し、フィリピンの現状説明があった。

次に国土交通政策研究所より、日本とシンガポールで実施した欧米系荷主企業ヒアリング結果について報告があった。今後、物流連は本報告を参照しつつ「日本の物流の強みを確認し、その普及を図るための調査」に関する報告書を取りまとめる事とした。

最後に今夏、中国で開催される日中韓物流大臣会合に先立ち、事前アンケートの結果に基づく中国・韓国をめぐる物流における懸案事項について意見交換が行われた。国土交通省勝山国際物流課長はこうした意見交換を踏まえ、シャーシ相互通行をはじめとした、これまでの成果を成長させるとともに、越境ECなど新たな課題への対応についても検討してみたいとコメントした。

●会議の様子

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