2016/03/28

日本通運(株)は3月28日、現地法人の日通国際物流（中国）有限公司が3月10～11日の2日間にわたってフォークリフトオペレータ―コンテストを上海で開催したと発表した。

「安全、無事故、品質の差別化」をキーワードに、教育訓練の一環として2013年から始まった同コンテストは、同社グループにとって欠かせない活動として毎年開催され、今年で第4回を迎えている。

日本からは、2名のフォークリフトオペレータ―指導員を派遣したのに、過去のコンテストで優秀な成績を収めた上、特別訓練を受けた現地指導員7名も参加し、事前練習での出場者への指導のほか審査員を務めた。

今年度は、初参加の台湾日通と日通NECロジスティクス中国法人からの各1名を含め、中国本土、香港、台湾の東アジアブロック内日通グループから合計20名のオペレータ―が出場した。競技は、学科・点検・運転の3科目（合計800点満点）の総合得点で順位を競う。大勢が競技を見守る中、各出場者は緊張しながらもそれぞれが日々の訓練の成果を披露。上位6名が入賞者し、総合744点を獲得した中国日通上海支店の李泉選手が見事に優勝を果たした。

同社の東アジアブロックでは、これからも現場作業の「事故・災害ゼロ」を実現するため、荷役作業の要となるフォークリフト指導員の育成を通じて、安全意識と作業品質のさらなる向上に向けて取組んでいく。

●コンテストの様子