2015/08/03

内外トランスラインは7月30日、同社の香港現地法人・内外特浪速運輸代理（香港）有限公司（NTL-香港）が出資し、中国・深センに子会社（同社孫会社）を9月に設立すると発表した。

同社グループは現在、中国の上海内外特浪速運輸代理有限公司傘下に、上海をはじめ4拠点を有し、主に日中間の混載およびFCL事業を展開している。今後、日系企業拠点が中国からASEAN諸国へと移転が進むのを見据え、その接点となる華南地域の機能を強化し NTL-香港を中心とした営業力を確立するため、深センに会社を設立することとなった。事業内容は海上輸出入混載やフォワーディング、航空貨物事業、倉庫事業など。

なお、NTL-香港は、香港工業貿易署より中国本土との貿易についての優遇措置を内容とするCEPA（香港・中国経済緊密化協定）の認可を取得している。