[最新ニュース] グローバル

レンゴー、ベトナムで段ボール原紙生産拡大

2015/05/01

レンゴー(株)は4月30日、ベトナムにおける合弁企業・ビナクラフトペーパー社で新たな段ボール原紙生産設備(抄紙機)の建設を決定したと発表した。
ベトナムにおける段ボール原紙の総需要は年間130万トン(2014年)で、輸出産業を中心とした海外からの直接投資の継続や国内消費の高まりから、今後とも年率6~10%の高い伸びが続くものと見込まれている。

新抄紙機の建設により、ビナクラフトペーパー社の同国段ボール原紙市場における、マーケットリーダーとしての地位を確固たるものとし、持続的な発展成長を目指すとともに、ベトナムでの製紙・段ボール一貫生産体制をさらに強化する。

レンゴーグループでは、ゼネラル・パッケージング・インダストリー(GPI)を掲げ、海外事業を大きな柱の一つとして、グローバルな事業展開を目指している。東南アジアを重要な戦略地域と位置付けており、今後とも高い経済成長が期待されるベトナムで、事業の一層の充実を図る方針。

|↑一覧に戻る|