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日本通運、ブラジル向けダイレクト混載サービス開始

2015/03/24

日本通運(株)は3月20日、2月からコンテナ1本に満たない小口貨物を、ブラジル・サントス港を利用してブラジル各地に輸送する日本発海上混載一貫輸送サービス「ブラジルダイレクト混載」を開始したと発表した。

この新サービスは、横浜・東京・名古屋・神戸で受諾した貨物を、同社の手配で横浜港に集約して船積みを行い、ブラジル・サントス港までダイレクトに輸送し、ブラジル国内の配達先まで一貫輸送するもの。これまでブラジル向けの小口貨物は、日本各港から、経由地のシンガポールまで輸送し、現地法人シンガポール日通の手配でサントス向けコンテナへ積み替えて輸送していた。

日本からブラジル・サントス港までコンテナの積み替えをすることなく輸送されるため、貨物へのダメージリスクを軽減することができる。また、サントス港到着後は、現地法人ブラジル日通の手配で、スムーズな輸入通関手続きとブラジル各地への国内配送を行う。さらに、これまで少量であってもコンテナ単位で輸送を行っていた危険品(引火性液体類、毒物類、腐食性物質など)についても、受諾が可能となり、輸送コストを大幅に削減できる。

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