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日通、新輸送サービス「中東欧ダイレクト混載」を発売

2015/03/02

日本通運(株)は2月25日、スロベニア・コペル港を利用して、コンテナ1本に満たない小口貨物をハンガリー・ブダペストに輸送する日本発海上混載一貫輸送サービス「中東欧ダイレクト混載」を同15日から開始したと発表した。

これまでコンテナ1本に満たないブダペスト向けの貨物は、ドイツ・ハンブルク港を利用して輸送していた。コペル港を利用することにより、海上輸送距離は約3,600km、陸上輸送距離は約600km短縮され、リードタイムで最大4日、輸送コストは最大20%削減される。
コペル港到着後は、コンテナのまま鉄道またはトレーラーでブダペストまで輸送され、同社の現地法人・ドイツ日通ハンガリー支店の施設で取り卸して配送するため、輸送途中での貨物へのダメージも大幅に軽減される。まず、ハンガリー・ブダペストからサービスを開始し、ルーマニア、オーストリア、チェコ、スロバキアなどの東欧諸国へ順次展開する計画となっている。

新サービスの概念図

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