2015/01/21

鴻池運輸(株)は1月20日、グループ会社で旅行事業を展開する日本空輸(株)が、訪日外国人旅行者（インバウンド旅行者）が年々増加し続けているタイの旅行業界に進出すること発表した。第1弾の営業拠点として「Japan Airways (Thailand) Co.,Ltd.」の設立に参画し、既に昨年末から業務を開始している。

今回のタイ進出は、新興国経済の発展や円安、オープンスカイ、世界的な日本ブームに加えて、2020年までに年間訪日客2,000万人を目指す政府計画なども相まって、世界のインバウンド旅行者から旅行先として日本が注目されている機会を捉えたもの。

KONOIKEグループは2009年にタイに進出し、現在までにタイ国内に7社の現地法人を展開して事業基盤を構築している。日本空輸(株)は、このKONOIKEグループの事業基盤を生かして同業他社の展開していない特色のあるインバウンド旅行を提供していく。さらに、タイ周辺の東南アジア諸国へ営業拡大も図っていく方針。