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山九、タイ現地法人が物流センターを開設

2015/01/20

山九(株)はこのほど、タイの現地法人・山九レムチャバン(株)が「山九アマタシティフレイトセンター」を1月1日に開設したと発表した。

同センターは、タイ国東南部にある日系企業の進出著しいアマタシティ工業団地内の立地。傾斜地形を生かして建設されているため、倉庫背面ではトラックを対象とした貨物積み卸しをフォークリフトで行いながらも、倉庫前面では庫内床面と同じ高さのまま、海上コンテナへの積み卸し作業が可能。主要取扱い貨物は、自動車部品やOA機器部品、日用品を中心とした一般貨物を予定している。

2011年の洪水災害以降、各企業の生産拠点がタイ東部に集中する傾向が続いている。近隣進出企業から物流センターについての引き合いは多く、今後も増加傾向が続いていくものと考えられている。このような背景の下、内陸側の大型工業団地に隣接する同倉庫は、顧客の調達物流における基幹倉庫としての役割を担うことになる。

今回の開設によりタイで山九グループが保有する物流センターは、計19棟(15万3,000平方メートル)になった。

●倉庫の仕様
敷地面積:4万4,800平方メートル
倉庫面積:1万9,920平方メートル、平屋・鉄骨作り
事務所棟面積:360平方メートル
取扱品目:自動車部品、OA機器部品、日用品その他

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