2014/10/28

三井造船(株)は10月27日、製造・納入した産業用機械（各種圧縮機、蒸気タービン等）のアフターサービス（定期修理、整備、部品販売）を行うことを目的に、カタールのドーハおよびトルコのアンカラにサービス拠点を設立したと発表した。

同社の往復動圧縮機、遠心圧縮機、軸流圧縮機、蒸気タービン等の産業用機械は、世界各地に納入されており、特に石油化学プラント等の心臓部を担う往復動圧縮機は中近東地域で稼働率が高い

従来の海外産業用機械のアフターサービスは部品提供のみだったが、今後は現地工事（定期修理、整備）にも取り組む計画だ。技術サービスの充実を図り、部品の受注拡大に繋げていくほか、技術サービスの実績から他社製機器のメンテナンスへも進出を図る。