2014/10/27

DHLグローバル フォワーディング ジャパン(株)は10 月 24 日、日本から中国・欧州間での鉄道を活用した国際複合輸送サービスを同日より開始した。 

トラック、船、鉄道を組み合わせたシームレスなスケジュール運行によるサービスの実現により、海上輸送に比べ所要時間を半分の日数まで短縮、航空輸送に比べ最大85%までのコスト削減が可能。環境面では、航空輸送に比べCO2排出量の90％削減を実現とする。

通常、日本から欧州に向けて輸送される貨物は、日本のあらゆる場所からトラックで集荷し、40フィートコンテナを使用して東京、名古屋、大阪、博多のいずれか4港から東シナ海を渡り上海まで海上輸送されている。

DHLの中国鉄道ソリューションは「シベリアを横断する北回廊」と「成都を起点に、カザフスタンを横断する西回廊」の2つの輸送ルートを活用。中国での集荷と、ポーランドまで鉄道輸送、欧州でトラックや鉄道による最後の区間輸送を実施する。