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日本GLP、神奈川県内に先進的物流施設開発

2018/09/11

日本GLP(株)は9月11日、延床面積約4万2,000平方メートルの先進的物流施設「GLPツインシティプロジェクト(厚木Ⅲ)(仮称)」の開発を行うと発表した。

総開発費用は約85億円で、2019年10月着工、2020年11月竣工を予定している。
 
同施設は都心部から約40kmの神奈川県平塚市のツインシティ大神地区内に所在し、首都圏と中部、近畿圏を結ぶ東名高速道路の「厚木」 IC から約3.6km、新東名高速道路の「厚木南」IC から約2.2km と、物流拠点開発地として恵まれたアクセスを有する優れた立地。今後予定されている新東名高速道路の全線開通により、さらなる交通利便性の向上が見込まれている。

地上4階建てで、2階にはスロープでアクセス、最大4テナントまでの分割利用が可能。同施設の開発では、3階を2t/平方メートルの重荷重対応に設定し、縦搬送を強化する分速60mの高速荷物用エレベータを配置することで、幅広い種類の荷物に対応し、運搬・保管効率を向上。

また、全館に人感センサー制御のLEDを採用し、使用電力を抑制。就労環境への配慮としては、庫内に大型シーリングファン「ビッグアスファン(Big Ass Fans)」を設置することで快適性を高めるほか、施設内で働く人に加えてドライバーも休憩に利用出来るよう1階にカフェテリアを設ける。

同施設の開発は、GLPがCPPIB(カナダの公的年金運用機関カナダ・ペンション・プラン・インベストメント・ボード)と2016年2月に50%対50%の出資比率で設立した合弁事業「GLPジャパン・デベロップメント・ベンチャーII」による開発物件。日本GLPは神奈川県下で同施設を含め合計14棟の物流施設を開発・運営している。なお、厚木Ⅲでは CASBEE(建築環境総合性能評価システム)神奈川県の「A」ランク取得を予定している。 

●施設概要
施設名:「GLP ツインシティプロジェクト(厚木Ⅲ)(仮称)」
所在地:神奈川県平塚市大神
敷地面積:約2万平方メートル
延床面積:約4万2,000平方メートル
構造:耐震・鉄骨造
着工:2019年10月(予定)
竣工:2020年11月(予定)

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