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CRE、物流施設「ロジスクエア川越Ⅱ」着工

2018/08/21

(株)シーアールイー(CRE)は8月16日、埼玉県川越市で開発を進めてきた物流施設「ロジスクエア川越Ⅱ」について本体工事を着工したと発表した。

設計・施工は大末建設(株)。2019年5月末の竣工を目指す。 

施設のマスタープランとしては、ワンフロア約2,100 坪の2階建てで、1階北側に22台分のトラック接車バースを設け、複数テナントによる分割使用にも対応が可能となっている。倉庫部分の基本スペックとして、外壁は金属断熱サンドイッチパネル、庫内有効高さは各階6.0m以上、床荷重は1.5t/平方メートル、倉庫内平均照度は300ルクス以上を予定しており、各階2.5tフォークリフトの走行にも対応した構造。

昇降設備については、荷物用エレベーター(積載荷重4.1t、45m/min)を3基実装し、将来対応として垂直搬送機3基設置可能な構造としている。さらに、倉庫2階部分の荷物用エレベーター周囲を無柱構造とすることで、オペレーション効率や保管効率を高める計画とし、2階の床に2か所の将来コンベヤ貫通用床開口を想定した構造設計を採用することにより、テナント入居時の各階に跨った縦搬送マテハン設備の設置を可能とするなど、テナントのイニシャルコストに配慮。あらゆる庫内レイアウトの設定にも幅広く対応することが可能。

また、倉庫部分の階層を2階建てに抑えることにより、上下搬送による時間的なロスを抑え、スピーディーかつ効率的な入出荷オペレーションの実現を可能とし、様々な物流ニーズに対応し 得る汎用性の高い施設計画となっている。

トラックヤードの舗装には、塑性変形抵抗性に優れ、わだち掘れの発生を抑制する「半たわみ性舗装」を全面採用している。さらに、従来は白色であった「半たわみ性舗装」に黒色顔料 を添加して誘導ラインなどの視認性を高めることで場内の安全性を向上させ、車両のタイヤ跡を目立たせないことで舗装面の恒久的な美観維持に寄与する。
 
●開発プロジェクト概要
施設名称:ロジスクエア川越Ⅱ
所在地:埼玉県川越市下小坂
土地面積:1万4,393.08平方メートル(4,353.90坪)
(内訳)
・建築敷地:1万2,100.78平方メートル(3,660.49坪)
・駐車場他敷地:2,292.30平方メートル(693.42坪)
主要用途:倉庫(倉庫業を営む倉庫)
構造規模:鉄骨造/地上2階建て
延ベ面積:1万4,786.36平方メートル(4,472.87坪)
着工:2018年8月16日
竣工:2019年5月末(予定)

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