2018/08/09

センコー(株)と(株)ランテックは8月9日、埼玉県加須市の加須PDセンター敷地内に2棟目の「加須PDセンター2号倉庫」および危険物倉庫を竣工した。

同倉庫は常温倉庫エリア（延床面積約2万5,000平方メートル）と冷凍・冷蔵倉庫エリア（延床面積約2万7,000平方メートル）に分かれ、常温エリアをセンコーが、冷凍・冷蔵エリアをランテックが運営するグループ初の共同施設となる。

建物両面には78台のトラックが接車できるバースがあり、うち40台分は冷凍・冷蔵 商品に対応するドックシェルターを備えている。 また、ICカードによる入退室管理や監視カメラなども完備し、セキュリティー面も充実させている。 

 

2016年11月に開設された同センターは、圏央道の白岡菖蒲ICから約10㎞にあり、首都圏全域をカバーするだけでなく、東日本や西日本をつなぐ高速道路へのアクセスも良い好立地にある。

 

約10万5,000平方メートルの敷地に1号倉庫（地上2階建て、延床面積約4万8,000平方メートル）と今回竣工した2号倉庫（地上5階建て※倉庫部分は3階建て、延床面積約5万2,000平方メートル）および危険物倉庫3棟（平屋建て、延床面積約3,000平方メートル）で構成しており、5棟合計の延床面積は約10万3,000平方メートルとなり、同社グループ最大級の物流拠点となる。

 

さらに同センターでは、新たに自家発電機や給油スタンドも設ける等、BCPに対応するとともに、5棟すべてにLED照明を採用し、1号倉庫と2号倉庫の屋上には太陽光 パネルを設置。また、2号倉庫内に従業員食堂を9月にオープンさせ、保育所も下期開設の準備を進める等、働きやすい職場環境を整えている。

●2号倉庫概要

所在地：埼玉県加須市中ノ目7

建物構造：倉庫棟 地上5階建て（鉄骨造）※倉庫部分は3階建て

延床面積：倉庫棟5万1,490平方メートル（約1万5,600坪）

＜内訳＞常温倉庫2万4,284平方メートル（約7,300坪）／冷凍冷蔵倉庫2万7,206平方メートル（約8,300坪）※自動倉庫あり

設備：貨物用エレベーター2基、乗用エレベーター2基、垂直搬送機7基

●危険物倉庫の概要

建物構造：危険物倉庫3棟　平屋建て（鉄骨造）

延床面積：3棟合計2,892平方メートル（約880坪） 

●加須PDセンター延床面積5棟合計

敷地面積：10万4,859平方メートル（約3万1,700坪）

延床面積：10万2,631平方メートル（約3万1,100坪）