[最新ニュース] 物流・生産拠点

阪急電鉄、三菱地所と大阪で物流施設を共同開発

2017/05/16

阪急電鉄(株)と三菱地所(株)は5月16日、大阪府茨木市の彩都東部地区山麓線エリアにおいて、大規模物流施設開発計画「(仮称)彩都もえぎ物流施設計画」を共同で推進すると発表した。

計画地は名神高速道路の「茨木IC」まで約2.5km、名神高速道路や中国自動車道ならびに近畿自動車道の結節点となる「吹田JCT」まで約5.2km、国道171号線等の主要幹線道路にも近く道路アクセスの良い場所。また2018年度に「高槻JCT(仮称)」~「神戸JCT(仮称)」間の開通が予定され、今後、京阪神エリアのみならず西日本を幅広くカバーできる魅力的な物流拠点。

近年は企業のサプライチェーンの見直しを契機とした物流拠点の再編・統合やeコマース市場の急速な成長等により、高度な物流オペレーションを可能とする利便性の高い最新型物流施設の需要が高まっており、これまで「彩都」の開発を推し進めてきた阪急電鉄と、豊富な物流施設の開発実績を有する三菱地所が、物流不動産事業の拡大等を目指して、共同で最新型物流施設の開発計画に取り組むこととしたもの。

計画では「マルチテナント型物流施設」と「Build-to-Suit型物流施設の2施設を開発する予定で、双方とも2019年度に着工しマルチテナント型物流施設は2021年度、BTS型物流施設は2020年度の竣工をそれぞれ目指す。

●施設概要
種別:マルチテナント型物流施設/BTS型物流施設
敷地面積:約5万1,000平方メートル/約16万,000平方メートル
延床面積:約12万5,000平方メートル/約32万,000平方メートル
規模:地上6階建/地上4階建
着工時期:2019年度2019年度
竣工時期:2021年度2020年度

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