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三菱倉庫、医薬品対応の「災害に強いエコ倉庫」建設

2017/05/01

三菱倉庫(株)は5月1日、大阪府茨木市において「茨木4号配送センター」の建設に着手したと発表した。

同社医薬品配送センターの集積地である茨木地区に新たな医薬品対応倉庫を稼働させることで、医薬品の保管・配送機能を強化、高品質な物流サービスを展開する。

同センターは名神高速道路・茨木IC至近で、西日本向け医薬品配送センターとして最適な立地で、免震構造を採用するほか、非常用発電機、地中燃料タンクを設置し災害等による停電にも備えた災害に強い物流施設。

また、太陽光発電設備(169kW)、高効率空調設備、全館LED照明を採用し、環境負荷の低減に努め、全室空調、全床防塵仕様により高品質な保管が可能。医薬品専門の運送子会社DPネットワーク(株)とともに展開しているGDP対応の医薬品保冷配送サービス「DP-Cool」の配送中継ターミナル(ドックシェルターに直結した保冷荷さばき場)を設置し、PICS/GDPガイドラインに準拠した高品質な医薬品物流サービスを提供する。

●施設概要
名称:三菱倉庫茨木4号配送センター
所在地:大阪府茨木市下井町
敷地面積:約2万5,100平方メートルの一部
建物構造:鉄筋コンクリート造、地上5階建、免震構造
延床面積:約2万3,500平方メートル(他に別棟で危険品庫等約490平方メートル)
設計施工費:約51億円
着工:平成29年5月、
竣工:平成30年7月(予定)

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