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金剛、熊本地震で被災した工場の新設と実験棟建替を決定

2016/09/07

金剛(株)は9月6日、先の熊本地震で被災した建屋および一部生産設備の復旧・復興を目指して第2工場の新設と実験棟の建て替えに着手すると発表した。

熊本市西区にある同社の工場は、地震により塗装設備をはじめ生産性施設に大きなダメージ受けた。早期に応急的な復旧をすることができたが、将来に渡って現状のまま稼働し続けることは困難な状況にある。

この事態を受け、同社は第2工場を建設し、塗装設備とその付帯する生産機能の一部を移管することとした。第2工場では現在の工場と連携した生産活動を行うとともに、創造的な復興を行う新たな拠点となる予定だ。

また工場敷地内にある実験棟については、地震により建屋を支える基礎部分に重大な被害を受けた。継続的な使用は不可能と判断し、現在の場所に建て替えることを決めた。

●計画の概要
<第2工場建設計画>
建設予定地:熊本市上益城群嘉島町上仲間・下仲間
敷地面積:3.4ha
建築面積:約10,000平方メートル
工期:平成28年度内造成工時開始
   平成29年度内建設着工、同年度内竣工予定

<実験棟建替計画>
建替予定地:熊本市西区上熊本3丁目(現敷地内)
建築面積:約900平方メートル
工期:平成28年11月着工、平成29年3月竣工

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