[最新ニュース] 物流・生産拠点

大塚商会、大阪市内に最新の大型物流センターを開設

2016/07/08

(株)大塚商会は7月8日、大阪市西淀川区中島に物流センター「西日本物流センター」を8月に開設すると発表した。

同センターは、物流拠点として最も重要とされる輸送導線を最優先に、阪神高速湾岸線中島出入口から程近く、関西の大動脈である国道43号線から大阪市内への主要道路近くに位置、阪神高速各線、国道43号、2号線も至近で関西屈指の流通拠点が実現している。

館内には最新の商品搬送設備(全長3,600m)に加え、高さ調節機能付き自動梱包機やシャトルラック(高能力荷揃え装置システム)の導入により省人化や出荷スピードの向上を実現しており、出荷能力において約2倍(旧物流センター比)の向上を達成している。

入庫作業では、各商品保管棚付近まで商品を搬送するコンベアラインを設置、スピーディに作業を行い注文に即応できる体制を構築した。また最新ピッキング方式の導入により従来に比べ作業者スキルに頼らない作業環境を実現し、作業効率を大幅に向上させている。

さらに、関西圏の顧客の受注量拡大に対応するため、既設物流拠点と点在していた保管倉庫を集約拡充すると共に、パーツセンター・キッティングセンターを取り込み、サービス機能面も充実させているのが特徴。オフィスサプライ通販事業「たのめーる」の関西圏での地域密着型サービス展開拡充と、IT機器関連商材の西日本エリアのハブ機能を備えており、商品供給品質の向上を目指す。

このほか、倉庫内全照明に同社取り扱いのLED照明を約4,200個採用し大幅な省エネを実現、年間で約45万kWh、CO2換算で約230tの削減効果を見込むほか、建物の耐震構造やネットワークの二重化など最新のBCP機能も備えており、人と商品そして環境にやさしい物流センターとして稼働する。

●センター概要
所在地:大阪市西淀川区中島2丁目13番33号
延べ床面積:約46,000平方メートル
階数:地上4階建て
特徴:耐震構造/全館LED照明/倉庫内空調完備

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