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CRE、埼玉県久喜市で物流施設の開発に着手、来年2月竣工

2016/06/10

(株)シーアールイー(CRE)は6月10日、埼玉県久喜市で開発用地を取得し、物流施設「ロジスクエア久喜Ⅱ」の開発に着手したと発表した。ロジスクエア久喜Ⅱは、テナント企業が既に確定しており、当該企業の専用センターとして、2017年2月の竣工に向けて開発プロジェクトが始動している。

開発地は、東北自動車道「久喜」インターチェンジより約4.8km、「加須」インターチェンジより約5.8km、主要幹線道路である埼玉県道3号さいたま栗橋線沿いに位置しており、いずれのインターチェンジからも10分以内でのアクセスが可能。今後予定されている圏央道の更なる延伸により、東北自動車道を基軸とした広域ネットワークの形成が期待される。市街化調整区域内での立地となるが、賃貸用物流施設の開発が可能であり、倉庫業法に基づく営業倉庫登録も可能だ。

建物は、9,846.41平方メートルの敷地に地上2階建て、計画延べ面積1万1,931.31平方メートルの物流施設として開発する。今年7月上旬に建設工事に着手し、来年2月下旬の竣工を
予定している。

施設のマスタープランは、ワンフロアが約1,740坪の2階建ての計画。入口と出口で計2 ヵ所のゲートを設け、敷地内車両動線をワンウェイにすること
により、トラック車両の輻輳による渋滞や接触事故の防止に配慮している。倉庫部分の基本スペックとして、床荷重は1.5t/平方メートル、有効高さは1、2階共に5.5m以上、照度は300ルクスを確保し、保管効率の向上に寄与する。

また、階層を2階建てに抑えることで、取り扱う製商品の上下搬送に起因した時間的なロスの極小化に配慮し、スピーディーな入出荷オペレーションの実現を可能とした汎用性の高い施設を計画している。

環境対応については、入居テナント企業のBCP対応へのサポートはもちろんのこと、全館LED照明、人感センサー、節水型衛生器具の導入などにより「CASBEE埼玉県」のAランク認証及びBELS評価の取得を予定している。

●開発プロジェクト概要
施設名称 : ロジスクエア久喜Ⅱ
所在地 : 埼玉県久喜市八甫
敷地面積 : 9,846.41平方メートル(2,978.53 坪)
主要用途 : 倉庫(倉庫業を営む倉庫)
建物構造  : 鉄骨造 地上2階建て
延ベ面積 : 11,931.31平方メートル(3,609.22 坪)(予定)
着 工 : 2016年7月上旬(予定)
竣 工 : 2017年2月下旬(予定)

●完成イメージ

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