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野村不動産、物流4施設でDBJ Green Building認証取得

2016/04/11

(株)日本政策投資銀行(DBJ)は4月8日、野村不動産(株)が開発する物流施設Landportシリーズの4棟について「DBJ Green Building認証」のプラン認証を実施したと発表した。対象となったのは「(仮称)Landport高槻」「(仮称)Landport八王子Ⅱ」「(仮称)Landport岩槻」「(仮称)Landport小牧」の4施設。

この認証制度は、環境・社会への配慮がされた不動産(Green Building)を支援するため、平成23年4月にDBJが創設したもの。対象物件の環境性能に加え、防災やコミュニティへの配慮などを含む様々なステークホルダーへの対応を含めた総合評価に基づき、社会・経済に求められる不動産を評価・認証し、その取り組みを支援している。

野村不動産の物流施設に対しては、環境面について屋根の大規模な太陽光発電による創エネ、庫内・事務所内の両方でLED照明を全面採用する省エネを実現している点を評価した。また、各施設で非常時に備えた非常時用トイレなどの備蓄や予備電源の設置を行い、特に「(仮称)Landport高槻」と「(仮称)Landport八王子Ⅱ」では、免震構造を採用するなど、優れた防災対策を実施している点も評価した。

その結果として、「(仮称)Landport高槻」「(仮称)Landport八王子Ⅱ」については、「国内トップクラスの卓越した『環境・社会への配慮』がなされたビル」、「(仮称)Landport岩槻」「(仮称)Landport小牧」は、「極めて優れた『環境・社会への配慮』がなされたビル」として、認証を付与した。

●国内トップクラスの卓越した「環境・社会への配慮」がなされたビルとして認証された「(仮称)Landport高槻」(大阪府高槻市芝生町一丁目)

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