2016/03/18

グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(株)(GLP)と医薬・日用品などのEコマースを手掛ける(株)爽快ドラッグの100％子会社である(株)あかちゃんハウス一二三は、千葉県の「GLP成田」で延床面積約15,000平方メートルの新規賃貸借契約を締結した。

今回、契約を締結したベビー関連商品をEコマースで扱うあかちゃんハウス一二三は、GLPにとって新規顧客で、GLP成田の各階アクセスが可能なことなどを含む施設の利便性、フロア展開がフレキシブルな点などが決め手で入居を決定した。同社は既存の千葉県下の複数拠点をGLP成田に集約し、自社Eコマースの全国向け即日出荷センターとして、並びに外部Eコマース事業者向けのフルフィルメントセンターとして活用する。

GLPの代表取締役社長の帖佐義之氏は、「既存顧客である爽快ドラッグ様とのパートナーシップに加えて、新たなお客様であるあかちゃんハウス一二三様と関係を構築し、新規賃貸借契約を締結出来たことを大変嬉しく思います。Eコマースは引き続き先進的物流施設の需要のけん引役となっており、今回の集約移転に関連した契約締結は現在の物流ソリューションの好例とも言えます。今後もお客様のビジネス成長の一助となるべく効率的な物流サービスを提供して参ります」と述べた。

あかちゃんハウス一二三の代表取締役の小森紀昭氏は「今回のGLP成田の入居により、従来3ヶ所に分散していた倉庫を1か所に集約することで物流効率が高まることを期待しています。また、集約だけでなく増床させ、従来から取扱っていたベビーカーやチャイルドシートなどのベビー用品に加えて、おむつ・ミルクなどのベビー用消耗品等の商品を増やし、かつ即日出荷することで、出産・育児をされている方々をサポートしていきたいです」と述べた。

今回のあかちゃんハウス一二三の入居によりGLP成田は事務所エリアの一部を除き満床となった。Eコマース関連企業からの先進的物流施設のニーズは底堅く、GLPの国内におけるEコマース関連企業の賃貸面積は約455,000平方メートルで、2014年12月末から現時点までに約14%増加している。