[最新ニュース] 物流・生産拠点

センコーが千葉袖ヶ浦市にバルクコンテナセンター開設

2016/01/18

センコー(株)は1月15日、千葉県袖ヶ浦市に袖ヶ浦バルクコンテナセンターを開設した。粒体、粉体の樹脂原料などを輸送するバルクコンテナの物流サービスを強化するもので、京葉地域に立地するケミカルメーカーの樹脂原料の取扱い拡大を目指す。顧客の工場内のサイロから直接充填し、配送先の工場のサイロに直接投入。フレコン・紙袋を使用した従来の輸送と比べ物流の効率化が図れ、異物混入リスクが低減できるメリットがあるほか、コンテナを海上輸送、鉄道輸送にモーダルシフトして環境負荷を低減することも可能だ。

同センターの保管面積は、従来の袖ヶ浦バルクターミナル(約1万8,000平方メートル)の2倍に近い約3万3,000平方メートル。最大1,884基(最大貯蔵量約2万t)のコンテナの保管が可能で、設備にはコンテナ内の洗浄などができる作業用テント2棟、荷役機器の43tトップリフター1台、24tフォークリフト2台を完備。バルクコンテナに関する各種情報をタブレット端末や携帯電話回線でリアルタイムに把握、管理できる「バルクコンテナ管理システム」を導入している。

●(写真上)袖ヶ浦バルクコンテナセンターの敷地 左奥は作業用テント

●(写真下)バルクコンテナからの搬出のデモ

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