[最新ニュース] 物流・生産拠点

セイノーHDがインドネシアに合弁会社を設立

2015/09/25

セイノーホールディングス(株)(セイノーHD)は9月16日、インドネシア・サリムグループと物流事業で提携し、同国ジャカルタに10月30日、物流合弁会社とビジネスサポート合弁会社を設立することで合意したと発表した。セイノーHDとサリムグループの出資比率は、物流合弁会社が30%、70%、ビジネスサポート合弁会社が49%(議決権比率51%)、51%(同49%)。同国内でトラック輸送企業としての地位や、日本と同水準の高品質なサービスを提供できる物流サービスのネットワークの確立を目指す。

今回の提携の背景にあるのは、世界の大手メーカーの生産拠点として地位を高め増加傾向にあるインドネシアの貨物量。さらに、同国の国内小売業者向けの貨物量も大都市圏の発展と共に拡大傾向にあることが新会社設立の理由。また、同社はASEAN地域では単一市場の形成を目的に ASEAN 経済共同体(AEC)が 2015 年に発足する見通しも挙げ、域内経済の活性化とモノの移動の自由化で、同地域における物流市場は今後さらに拡大すると見込んでいる。

●物流合弁会社の概要
名称:PT Seino Indomobil Logistics(予定)
代表者:Harry Pramono取締役社長(予定)
事業内容:貨物自動車輸送事業 倉庫業
資本金:900万米ドル

●ビジネスサポート合弁会社
名称:PT Seino Indomobil Logistics Services(予定)
代表者:丸田秀実取締役社長(予定)
事業内容:ITなどのビジネスサポート業
資本金:100万米ドル

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