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三井倉庫HD、神戸でヘルスケア事業専用施設が竣工

2015/05/26

三井倉庫ホールディングス(株)は5月22日、兵庫県神戸市で建設していた新たなヘルスケア事業専用物流施設「西神戸事務所第2センター」が6月から本格稼動を開始すると発表した。

同センターは、西神戸事務所第1センター(2012年11月竣工)と同様、ヘルスケア関連拠点が集中する神戸流通センター内にあり神戸淡路鳴門自動車道の布施畑インターチェンジに近く、東西南北につながる広域幹線道路網を通じて、西日本のみならず全国各地への配送が可能な立地にある。今後、医薬品・医療機器のセンター運営から配送まで一貫した物流サービスを提供する。また、ヘルスケア事業専用施設に必要とされる厳密な温度管理体制および高度なセキュリティーを確保した。

同社グループでは、東日本におけるヘルスケア事業専用の物流拠点として埼玉県加須市でも同スペックの施設を建設中だ。これにより東西両拠点でヘルスケア専用の高機能物流施設が稼動する予定。これらの施設は、今後の需要の伸びが見込まれる医薬品・医療機器の高度な品質管理への対応、市場への安定供給とともに、施設の東西分散化による顧客のBCP対策にも貢献する物流施設として運営していく。

さらに、自社雇用の管理薬剤師を配置し、製造業・卸売販売業などの業許可を取得した上で、高品質なオペレーションを顧客のサプライチェーンに包括的に提供する。

施設の概要
名称:西神戸事務所第2センター
住所:兵庫県神戸市須磨区弥栄台1丁目16-1
規模:4階建て、延床面積4,050坪
主な設備: <災害対応> 免震構造、自家発電装置等
<環境対応> 太陽光発電(250Kw)、全館LED照明等

センターの外観

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