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センコー、埼玉県狭山市に物流施設が稼働開始

2015/04/17

センコー(株)は4月16日、埼玉県狭山市に物流施設「狭山PDセンター」を稼働させたと発表した。

同社では、埼玉県北部や東部地区を中心に物流センターを開設しきたが、新センターの稼働により埼玉県西部をはじめ首都圏向けの物流サービスを強化する。

新センターは圏央道(首都圏中央連絡自動車道)の狭山日高インターチェンジに至近で、関越自動車道、中央自動車道、東名高速道路への接続に優れる。また、圏央道は2015年度中に東北、常磐の各自動車道のインターチェンジまでの開通も予定されており、関西・中部・東北方面に向けた「都心を経由しない物流」の結節点としても好立地となる。

建物は地上2階建て、延床面積2万1,000平方メートル。倉庫棟前面には長さ170mのトラックバースを設け、幅13mの大きなひさしを備えるなど、全天候型となっている。
また、非常用発電機、自家給油スタンドをセンターの敷地内に設置することで、震災など万一の災害時にも、いち早く物流業務を再開できる体制を取り、BCP(事業継続計画)に力を入れている顧客ニーズにも対応できる。

さらに、館内照明にはLEDを使用するほか、ひさしを利用した屋上緑化を行うなど環境に配慮するとともに、屋上に太陽光パネルを設置し、売電事業も行う。

施設の概要
名称:狭山PDセンター
所在地:埼玉県狭山市柏原字上の原566-1
建物構造:鉄骨造 地上2階建
敷地面積:1万9,054平方メートル(5,764坪)
延床面積:2万1,449平方メートル(6,488坪))
(うち倉庫面積 1万8,480平方メートル(5,590坪)
設備:貨物用エレベーター 1基、垂直搬送機 3基
ドックレベラー 1基、 クライミングレベラー 1基、
トラックバース(接車台数 25台)、大型ひさし(170m×13m)、
非常用発電機、 自家給油スタンド、 太陽光発電装置

建物の外観(上)と屋上の太陽光パネル(下)

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